あなたは本当にピアノが弾きたいの?大人から始める前にもう一度考えてほしいこと
2017/02/27
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こんにちは
ピアノ大好き高柳亮です
「子供の頃はピアノを習えなかったけど
大人になって時間と財力がある今なら
やれるかなあ」
「小さい時に習ってたけど先生が嫌で途中で辞めちゃって
でも諦めきれずにもう一度チャレンジしてみたい」
様々な方が大人からピアノを
始めたい(やり直したい)と考えているかと思います
ただ大人から始めるには幾つもの壁があります
今回はその壁の一つを紹介させて頂きます
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あなたは本当にピアニストになりたいのか
自分はどこの道に行こうとしているのかを
今一度明確に考える必要があるでしょう
もしあなたが純粋なクラシックピアニストになりたいのであれば
人生の大半をピアノの技術向上に捧げないと一流になれません
人の作った曲を完璧に弾くことに加えて
歴代のピアニストと比較されます
もちろんその中には上流階級生まれの人で
生活に余裕がありながら時間のすべてをピアノに捧げたライバルも含まれます
現状生活するので精一杯の人には太刀打ちするには
時間的な制約と精神が安定しないという点で
とても厳しい道程になるでしょう
ここで自分の作曲した曲を演奏するピアニスト(シンガーソングライター)
になると状況が変わってきます
比較する対象がいなくなるのです
自分の曲だから自分が地球上で一番うまく弾けるのだ
(曲自体の完成度は問われて他と比較はされますが)
中にはカヴァー曲が原曲を超えたと言われる曲が沢山あるが
カヴァーはあくまでカヴァーでカヴァーの中で一番うまいだけです
自分の曲とは自分がゲームマスターであり自分が主人であるから
何をやってもかっこよく映りますし
手癖で弾くいつものフレーズも他人から見たら超絶テクニックに見えます
さらに自分の弱点も全部長所にすることさえできます
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しかし他人の曲だとそうはいかない
それはただのエゴになってしまう
自作曲の場合
技術を極める時間よりも表現を鍛えたり
音楽理論を展開する知力を高める時間の方が大事になってきます
大人からピアノを始めた場合、
頭脳は空き時間ないし仕事中であろうといくらでも鍛えられるので
プロでやっていくためにはこちらの道が現実味があるのではないかと思うのです
どちらにせよ
鍛錬しなければいけない箇所が
全く違うので
自分がどこに行き着きたいかを明確に持っていなければ
どれだけ才能があっても大成できないでしょう
頭だけ使うのであれば作曲家や編曲家
現場が好きであれば音響の仕事もあります
あなたのもっている
残りのピアノに費やすことができる
可処分時間を見ながら
最善の選択ができますように
まとめ
少々厳しい言い方になりましたが
本当にピアノが好きだからこそ
理想と現実を再確認し
あなたに合った
楽しいピアノライフを!
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