フジ子・ヘミング 初心者でも分かる評価とおすすめYouTube動画

      2017/03/05


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みなさんピアノの練習はされていますか?

Fランクの曲も5分のハノンから

焦らず楽しいピアノライフになればいいですね

 

毎回私が独学でピアノの練習をする際

参考にしているピアニストを紹介しています

男性が続きましたので

今回は女性ピアニストからこの方をご紹介いたします

 

フジ子・ヘミング

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恵まれない境遇

 

ヘミングはスウェーデン人のお父さんと日本人のお母さんの

間に生まれました

 

10代の頃は神童と謳われピアノの賞も多数受賞

ピアノ人生は順風満帆かと思われました

 

しかしかねてより夢であったピアノ留学をする際、

パスポート申請時無国籍であることが発覚

そこから彼女のピアノ人生は影を大きく落としていくのです

 

それでもヘミングはピアノをやめませんでした

やっとのことでピアノ留学を果たすも留学先で強烈な差別を受けます

経歴に関してはドラマがブームにもなりましたので

私よりも詳しい方が沢山いらっしゃると思います

 

フジ子ヘミングブームが起きる

 

その人生はやがて物語になり感動を呼びます

転機は1999年NHKで放送されたドキュメンタリー番組

そこから人気に火がつき

デビューCDもクラシック界では異例の大ヒット

人気を不動のものにし、現在に至ります

 

独特の解釈

 

ミスタッチが多すぎて曲を冒涜しているのではと批判されることがあります

クラシックは特に批評家の観衆が多い気がします

感性の部分が大きいので評価をつけやすいというのもあるでしょう

そのような批判に対して

フジ子ヘミングはこのように答えています

「ぶっ壊れそうな鐘があったっていいじゃない、機械じゃないんだから」(wikipediaより)

ヘミングにとってミスタッチも含めての演奏であり

それがありのままの自分を表現していて

味にもなっているという事かも知れません

ただヘミングの場合は

この人の人生の上にこの弾き方があるので皆さん感動され成り立っています

仮にこれが普通の人生の方なら評価はされなかったかもしれません

壮絶な人生はマイナスに思われがちですが

この人の人生(ストーリー)そのものが才能だと思います

 

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ストーリーで人は感動する

 

むかし音大卒の方とお話する機会がありました

ピアノを専攻されていた方で

ピアノが置ける防音設備のあるマンションに住んでいました

その人は楽譜に書かれているものであったら何でも弾けるといっていました

音大生クラスであればそれは普通なのでしょう

ただ、バックボーンといいますかストーリーがないと結局どれだけ弾けても

ピアノがうまい人で終わってしまいます

その人が仮にラ・カンパネラを弾けたとしても

「すごい!」と言われますが、そのあとが続きません

だからこそピアノというのは職業としては難しいのです

その人も実際ピアノ一本では食べて行けず

他の仕事と掛け持ちされていました

 

まとめ

フジ子ヘミングとは

・神童といわれ将来も期待されるも長く辛い時代が続いた

・人生も後半に差し掛かった1999年NHKで自身のドキュメンタリー番組が放送され大反響があり転機が訪れる

・ミスタッチが多いという批判に対し本人は「機械じゃないんだから」

・フジ子・ヘミングの秘密はストーリーにあり

 

いかがだったでしょうか

駆け足でお伝えしましたが

それでもヘミングの壮絶な人生が伝わったのではないかと思います

 

少しでもピアノ好きに伝われば幸いです

 

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