アルトゥール・ルービンシュタイン 初心者でも分かる評価とおすすめYouTube動画の紹介

      2017/03/05


Warning: Use of undefined constant ‘full’ - assumed '‘full’' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/yanazaidan/piano-88.com/public_html/wp-content/themes/giraffe/single.php on line 46

Pocket

みなさんピアノの練習はされていますか!

こちらの記事では私が独学で練習する際

参考にしているピアニストを紹介しています

今回は

 

アルトゥール・ルービンシュタイン
~Arthur Rubinstein~

 

[ad#co-1]

ユダヤ人ゆえの葛藤と戦争

 

ポーランド系ユダヤ人で1887年ポーランドのウッジ生まれ

ユダヤ人への風当たりがとても強い時代に生まれたため

ピアノコンクールで1位を獲得した際も

ユダヤ人というだけではく奪されそうになったこともありました

 

第一次と第二次両方の戦争を経験し、

パリに自宅をもったときも第二次世界大戦が勃発し

ナチスにすべて没収されたことも。

 

ザ・ピアニスト

ビジュアルと弾く姿勢がまさに絵にかいたようなピアニスト

ビジュアルにインパクトがありかっこよくピアノを弾く

ある意味ロックスターに通じるものがあるかもしれませんね

 

自伝

 

自伝が二冊発刊されており

「このピアノ旅行の時はこう思って誰と何をして

色んな災難があったが無事終えれた」など

ルービンシュタインの細かな心理描写まで詳細に後世に残っています

ただ本人の主観で書かれたものですので

どこまで本当かは本人にしか分かりません

 

ルービンシュタイン自伝

 

神に愛されたピアニスト (上)

華麗なる旋律

どちらも入手が難しい本となっています

図書館で読むか古本屋で探すのが確実でしょう

 

[ad#co-2]

マネージメント能力

 

ルービンシュタインは演奏技術はさることながら

コンサートを絶対にドタキャンしないピアニストでした

そのためプロモーターからは使いやすくて安心できるピアニストとして

安定してイベントをまわしてもらえました

 

効率の良いピアノ演奏

 

しかしあまりにコンサートに休まず出るため

ピアノの練習が絶対的に足りなくなってミスタッチを連発します

 

ですがルービンシュタインの凄い所は

昔は今のようにCD(レコード)はなく、ライブで聞くのが主流で

客が求めるのは会場映えする

強弱がしっかりした大きな派手な音というのを理解した上で

そこに焦点をおいた演奏で観客を魅了

ミスタッチの批判をあいまいにさせたのです

 

その演奏技術と持ち前の人柄で

ミスを連発しても人気が衰えることはありませんでした

 

 

結婚前と結婚後

 

結婚する前はプレイボーイで遊び倒して

ピアノの練習もおざなりになっていた彼ですが

 

結婚して子供ができてからはすっかり心を入れ直し

それがピアノスタイルにも表れて

コンサートの間隔を調整して楽曲の練習をするようになったのです

劇的にミスタッチが減ったといいます

 

 

オールマイティ

 

膨大なコンサート出演をしていたため

なんでもそつなく弾くことができましたが

どれも良くも悪くも特徴がなく

その曲が好きな人からは「いやその曲はそう弾くんじゃない」と批判もありました

ただ見方を変えればどの曲でもニュートラルな状態で聞くことができるため

聞きやすいとの意見もあります

 

ホロヴィッツ

 

ホロヴィッツとは

犬猿の仲だったといわれますが

 

本人が直接的に明言したことはなく

お互い意識はしていたものの

そこまで仲が悪かったわけではなく

噂に尾ひれがついて話が大きくなりすぎただけではないかと思います

 

名盤

ショパン:バラード&スケルツォ全集

ルービンシュタインといえば

ショパンですよね

 

まとめ

アルトゥール・ルービンシュタイン
~Arthur Rubinstein~
・ポーランドの織物工場を営む裕福な家で生まれる
・ユダヤ人というだけで様々な屈辱を受ける
・コンサートはとにかく休まず出まくる
・プレイボーイだったが結婚後は心を入れかえた
・なんでもそつなく弾くことが出来た

 

いかがだったでしょうか

これほどピアニストを具現化した人物はいないのでは!?

 

楽しいピアノライフを!

 

おまけ(個人的解釈)

 

何事にも動じない人物に見えますが

私にはとても繊細な人物で

練習不足でミスタッチが多かったのではなく

緊張で手に力が上手く入らず加減ができなくて

ミスタッチが多いのではないかと思っています

 

それに輪をかけてピアノは世界一うまくなければいけないという

ある種脅迫概念的なものがあって

さらにミスに拍車を掛けていたのではと思うと

 

ルービンシュタインが近寄り難い人間ではなく

思わず話しかけたくなる人物に見えてこないでしょうか

[ad#co-3]

 - ピアニスト紹介, 男性ピアニスト , , , ,