ミッシェル・カミロ 初心者でもわかる評価とおすすめYouTube動画の紹介
2017/03/05
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皆さんピアノの練習してますか
ピアノの道も一歩から
朝起きたらいきなり超絶技巧で
ピアノが弾けるようになるわけではありません
毎日の積み重ねで気が付いたらうまくなっていきます
一日5分からでも始めてみませんか!
ピアニスト紹介も3回目になりました
今回ご紹介するのは
ミッシェル・カミロ ~Michel Camilo~
「現役ジャズピアニストで一番うまい人といえば」
とアンケートを取ると必ず名前が挙がってくる人の一人です
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目次 好きな場所へ移動する
有名ジャズピアニストの意外な共通点
ミッシェル・カミロはドミニカ共和国で
ドミニカはアメリカ大陸と南米大陸の間に位置する島国です
近くにはキューバもあり
キューバにはチューチョバルデスやゴンサロ・ルバルカバなど
超絶技法をもつ有名ジャズピアニストが集結してます
理由としては
南米のラテンによる天性のリズム感と
アメリカからの西洋音楽の音楽理論が
ちょうど交差する地点にある国のため
才能と理論を兼ね備えた
ありえないレベルのピアニストが生まれやすい下地が出来ているのです
カミロも例にもれず
殊勝な人物となっています
ピアノは打楽器!?
特にラテン音楽では太鼓やドラムのように鍵盤を叩く弾き方が多いと思います
ピアノを音階をだす楽器ではなくリズム楽器としてとらえているのです
細かく音を刻むことでラテン独特のリズムを生んでいます
popsの伴奏に関しても、左手でドラムやベースのリズムを再現するときは
ゴーンゴーンと鐘を打ち鳴らすようにと言われたことがあります
ピアノを打楽器のように叩く
第二回で紹介したホロヴィッツとは違う系統の音の大きさです
こんな笑顔みたことない
カミロが特徴的なのは演奏だけではありません
今回の動画では確認しずらいですが演奏中は超笑顔なんです
もう少し若い時の映像では、はちきれんばかりの笑顔で
この人本当にピアノが好きなんだなと感じることができます
まずクラシックピアニストでは見ることはないでしょう
個性を全面的に出せるのがジャズの良い所ですね
「なんでそのタイミングで入れる!?」
動画はピアノ・ベース・ドラムのトリオでの演奏ですが、
聞いていて皆さんこう思いませんでしたか
「そのタイミングでなぜ合わせられるの!?」
私は見ていてよく思います
普通合わすタイミングは
コードの変わり目や小節の始まりだったりするのですが
このレベルになってくると
そういう概念がなくなり1曲を大きな枠で捉え
雰囲気が変わるところであったり、曲が盛り上がってきたところなど
知識ではなく経験で弾ていることが多いみたいです
この曲の場合コロコロリズムも変わっているので
もうわけわからん状態ですね
私の経験で、昔ジャズのセッションをした時は「コードの変わり目で入れ」といわれましたが
言われていても全く分かりませんでした(笑)
特に相手のソロ開けでテーマに戻るときとか
ちょっとボーっとしているとすぐ置いていかれます
そもそもコードを崩して弾いているので流れを追っていないと
すぐわからなくなります
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もしかしてテキトーに弾いてる?
ジャズを普段聞かない人には
そう聞こえる人がいるかもしれません
テキトーに弾いているように見えますが
違います
情熱で弾いているんです
ここにその人のセンスが集約されます
音楽の引き出しの多さが問われるのです
ラテンもボサノヴァもクラシックもポップスもファンクも
などなどと幅広く知っている人だと引き出しの数が多く
ソロもずっと弾き続けることができます
聞く方も飽きがきません
カミロのソロ部分の演奏を聞いて頂ければすぐにわかると思いますが
不思議と飽きないですし
時間があっという間に過ぎます
これはそれだけフレーズの引き出しが多いということなのです
これが
引き出しが少ないと
同じフレーズが連続してしまったり単調になりがちになり
聞いている方も退屈になります
アドリブをいきなり振られた!そんな時は
ここで
アドリブを振られたときの時の覚えておいて損はないテクニックがあります
それは
弾かないという選択肢があるということ
これは最初から弾かないという意味ではなく
「間を作る」という意味で弾かないということです
どうしてもソロでは何か音を出さなくてはいけないと思いがちですが
そうではありません
「無音」も大事な音なんです
ただ知っていても怖くて何か音を出してしまったり手癖で音が出たりと難しい所ですが
一度是非チャレンジしてみて下さい
一気に音の幅が広がりますよ
まとめ
ミッシェル・カミロ
・ラテンのノリと西洋音楽の音楽理論 才能と理論を兼ね供えた人物
・ピアノは打楽器と言わんばかりに鍵盤を叩く
・演奏中はほとんど笑顔
・曲の合間のフリー演奏のところも考えられた上で演奏されている
いかがだったでしょうか
今回はカミロのホントの触りの触りしか紹介していませんので
気になった方はどんどんYouTubeやほかの演奏されている曲を聞いて頂いて
ディープなカミロを知ってもらいたく思います
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