バド・パウエル 初心者でも分かる評価
2017/03/05
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みなさんピアノの練習はされていますか!
自分を追い込みすぎず、緩みすぎず
良い塩梅で進めていきたいですね
この記事では私が独学でピアノの練習をするに当たり
参考にしているピアニストを紹介します
今回は
バド・パウエル ~Bud Powell~
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ジャズ初心者にもおススメ
メインメロディの旋律を
ピアノだけが弾いているのでとても聞きやすく
ベースはベース音、
ドラムはリズムと
仕事もはっきりと分かれており明確です
ジャズといえば一つの楽器が担当しているパートが複数あり
聞きなれていないとどの楽器が曲のどの部分を弾いているのか
分からなくなります
頭が混乱するわけですね
その点、バド・パウエルの楽曲はシンプルで
初心者には耳慣らしにもってこいです
この各楽器の仕事を明確にしたかたちを
「ピアノ・トリオ」といいます
今でこそ当たり前になっていますが
バド・パウエルがジャズにおいて初めて用いたと言われています
クレオパトラの夢
おススメの曲は「クレオパトラの夢」
特に日本で人気の曲だそうで
旋律が日本人の心に沁みるのかも知れませんね
精神の不調に人生を左右される
好調、不調の波が激しく
薬やお酒に溺れる日も少なくありませんでした
精神を壊して、病院に入院していたこともあります
そういう人物だからこそ魅力的に見えるのです
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天才ゆえの音楽との距離感
音楽は観客と演奏家がお互いに寄り添って完成していくものですが
パウエルの場合、どんどん自分の内側に入り理想の音楽を求めていきました
これが極端になってくると観客は置いてけぼりを食らい、
理解ができなくて不満が溜まり
この曲は面白くない退屈だという評価を下します
ただパウエルの凄い所は
内側の自分を明確に観客にも伝える高い技量があったのです
なので観客がパウエルの懐にさえ飛び込みさえすれば
理解することができました
つまり独りよがりにならずにすんだのです
本気で天才のマネをするものはいなかった
41歳の若さで亡くなるほど駆け足の人生でした
みんなフレーズはこぞってマネをしましたが
本気でなろうとすると命に関わるため
そこまで命を懸けてするものがいませんでした
そもそも普通の人は無理をすると勝手にブレーキがかかるのですが
天才は良くも悪くもそのブレーキが壊れていて
限界突破できるのです
まとめ
・楽器の役割がはっきりして聞きやすくジャズ初心者におすすめ
・特におすすめなのが「クレオパトラの夢」
・ピアノトリオを世に広め、後世のジャズ界に多大な影響を与える
・不運が重なり精神的に追い詰められ、41歳の若さで亡くなった
・天才ゆえの苦悩と葛藤があった
いかがだったでしょうか
バド・パウエルは
ジャズの歴史を語る上では避けては通れない人物の一人です
今回は本当にさわりだけの紹介でしたので
これを機にどっぷりジャズに浸かって頂けたら幸いです
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