ディヌ・リパッティ 初心者でも分かる評価

      2017/03/05


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みなさんピアノの練習はされていますか!

この記事では私が独学でピアノを練習するに当たり

参考にしているピアニストを紹介しています

 

今回は

 

ディヌ・リパッティ ~Dinu Lipatti~

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戦争と病に振り回されたピアノ人生

 

戦前は1936年にパリにてデビューしますが

第二次世界大戦の勃発により国を転々とします

 

戦後やっと落ち着いてピアノに専念できる時間が出来た時

悪性リンパ腫のホジキンリンパ腫を患ってしまい

激痛と高熱に戦いながら演奏を行いました

 

懸命に治療を続けながら活動を続けますが

健康は悪化し続け

1950年12月2日33歳と早すぎる若さでこの世をあとにしました

 

ホジキンリンパ腫とは

ホジキンリンパ腫~~は、悪性リンパ腫の一分類で、~~名前は1832年にこの病気を発見したイギリスの医師トーマス・ホジキンにちなむ~~。

症状には発熱、盗汗、体重減少がある。しばしば、首、脇の下、鼠径部に無痛性の肥大したリンパ節~~を認める。この病気の患者は、疲労感や痒みを感じる。(引用ここまで)

引用元Wikipediaホジキンリンパ腫の項目より

 

アルフレッド・コルト―に死を惜しまれた男

 

リパッティは

もし長生きしたら、
今世紀最大のピアニストの一人であっただろうと言われたほどの逸材でした

 

特にコルトーはリパッティを寵愛していました

ここに日本のクラシック音楽ファンであれば皆さんご存知の逸話があります

それは

コルトーが日本に来日し、あるレセプションで

若い世代のピアニストについて聞かれたときに

開口一番リパッティの名前をあげて若くに亡くなったことを悔やみ

そして他のピアニストの名を出さなかったほどです

 

あまりにも好きすぎて

リパッティが生前国際コンクールに出場し

演奏内容から間違いなく優勝だと思われていましたが

2位に終わってしまい

審査員の一人だったコルトーは不服として辞任してしまうほどです

それほどリパッティの演奏を高く評価していました

 

それがきっかけでリパッティはコルトーの目に留まり

コルトーの元でピアノの鍛練を積むようになったのです

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ほとんどペダルを踏まない

 

リパッティ演奏の特徴としましては

ペダルを極端に踏まないところにあります

 

つまり音を伸ばすところはしっかり伸ばし

切るところはしっかりと切るピアノの基本技術が

そのままダイレクトに出る演奏技法です

 

リズムもしっかりと刻まないとすぐに粗が出てきます

 

例えばカラオケのエコーみたいなものでしょうか

エコーを切って歌うよりエコー有りで歌うと

歌声が不透明になりぼやけて上手く聞こえます

 

技術のなさをあやふやにして隠すことができないのです

そういった細かい所に

リパッティの人柄や音楽に対する美学が出ているのかもしれませんね

 

まとめ

 

ディヌ・リパッティ ~Dinu Lipatti~

・未来を嘱望された天才の一人

・それはコルトーにべた褒めされるほどだった

・33歳の若さでこの世を後にする

・ペダルはほとんど踏まず純粋な技術で聞かせる

 

いかがだったでしょうか

この記事がきっかけにリパッティに興味をもって頂けたら幸いです

楽しいピアノライフを!

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