チューチョ・バルデス 初心者でも分かる評価とおすすめYouTube動画の紹介
2017/03/05
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みなさんピアノの練習はされていますか!
一日の積み重ねが、音の深みを作っていきます
このブログでは
私がピアノを練習する際参考にしているピアニストを紹介しています
今回は
チューチョ・バルデス
~Chucho Valdés~
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キューバの至宝
1941年 父がピアニスト、母が歌手という音楽家の家庭に生まれました。
3歳の時にはラジオで聞いたメロディを任意にキーを変えて両手で演奏したといわれています
ピアニストの父は持っているすべての知識を惜しみなくチューチョに教えます
後年チューチョはこう回想しています
「私の父は私にキューバ音楽、南アメリカの音楽、ジャズ、そしてオーケストラについてすべてを教えてくれた。
彼は私にとってある種アイドルであり、教師でもある」
チューチョの演奏はクラシックを基礎としているので地盤がしっかりしており
そこにラテンの情熱的なノリとひらめきが加わって攻守に欠点のないピアニストです
ピアニストタイプ
ピアニストは大きく分けて2種類に分けられると思います
一つは
献身的なタイプ
全体を俯瞰しコントロールしていく
調和を重んじ個を引き立たせる
もう一つは
個人タイプ
内面の自分を音楽を使い最大限に出していく
周りに対して調和よりも音で対話をしていく
ぶつかり合いの先に更なる高みを見出す
チューチョの場合は
全体を観察しその時その場で一番欲しい音を出して
ハーモニーのバランスを取っています
この様なタイプはどのような演奏家ともそつなく合わせることができます
私はハンコックも同じ部類に入るのではと思っています
イラケレ
イラケレはジャズ・ロック・クラシック・宗教音楽から伝統的なキューバ音楽まで
幅広いジャンルを取り込んだバンドで
1973年チューチョバルデスにより結成されました
1979年にはバンド名と同じアルバム名「Irakere」でグラミー賞を受賞
そのほか現在までに
チューチョはグラミー賞とラテングラミー賞合わせて計8回賞に輝いています
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歳を重ねるごとに円熟していく演奏技術
2015年 Live at Jazzより
技術の高さとリズムの正確性は圧巻の一言
世界初『ジャズ向けピアノ』を監修
※画像はPR情報サイトよりお借りしました
チューチョ・バルデス監修で
日本の西部ピアノと共に
世界初のジャズ向けピアノを2012年販売されました
試作モデルは8台製造され、
うち一台は最近亡くなられたカストロ氏に寄贈されたそうです
これをきっかけにキューバと日本が音楽でぐっと近くなりました
詳しい経緯は西部ピアノの公式ホームページに詳しく書かれています
http://www.seibupiano.com/cuba/
まとめ
チューチョバルデス
・キューバ史に残る大音楽家
・今までにグラミー賞を計8回受賞している
・歳を増すごとに高まる演奏のレベル
・世界初の「ジャズ向けピアノ」の監修
世の中には本当に沢山のピアニストがいます。
そしてその一人一人個性が違っていて面白いものです
そこに上手い下手は関係ありません
どれだけ自分の音を出せているかだけです
皆さん楽しいピアノライフを!!
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