セルゲイ・ラフマニノフ 初心者でも分かる評価

      2017/03/05


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みなさんピアノの練習はされていますか!

私が独学でピアノを練習するにあたり

参考にしているピアニストを紹介しています

 

今回は熱狂的なファンが多いこの方

 

セルゲイ・ラフマニノフ
Sergei  Rachmaninov

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波乱に満ちた幼少時代

 

ラフマニノフが生まれた時には一家は没落貴族になっていて

決定打として9歳の時に破産をして一家離散

破産の原因を作った父親に対して

「病的なほど嘘つき」や「ギャンブラー」などと語っており

あまりよく思っていなかったようです

 

その家庭環境からかラフマニノフは心が荒み

不良少年へとなっていきました

 

このままではいけないと

母親がいとこのピアニストである

アレキサンドル・ジロティに相談したところ

ロシア音楽院を進められます

 

そこからラフマニノフのピアノ人生は始まったのです

 

とにかく有り得ないほど手が大きかった

 

身長は2メートル近くもあり、

親指以外の指でド・ミ・ソ・ドと押さえたまま

その下をくぐって1オクターブ上のミまで親指が届いたとか

すぐ近くのミじゃないですよ(笑)

 

ラフマニノフはいとも簡単にやってのけていたそうですから

手は大変大きく柔軟であったかが知ることができます

 

自分も試しにやってみましたが

同じオクターブ内のファが限界で

そもそも無理をして伸ばしているため

とてもじゃありませんが弾く動作はできそうにありませんでした

 

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がたいの良さを生かしたダイナミックな演奏

 

その体躯でピアノを弾くものですから音の質ももちろん違います

音も重厚で硬く重くなってきますし音量の大きさも

一般的な体格のピアニストとは段違いです

 

生で聞いたのならきっとフォルティッシッシモの強さや

重低音の響きに驚いたに違いありません

 

しかしピアノの音色はラフマニノフの心を映しているのか

繊細で情緒豊かなメロディを奏でます

 

このギャップが世界中の人々を魅了させているのかもしれません

 

名作曲家であり名演奏家

 

ラフマニノフはベートーベンやモーツァルト、リストショパン

と同じようにピアニストでもあり作曲家でもありました

 

ですので人の曲を弾くよりも

コンサートを開催し

自前の曲を人前で弾いて

それによって生計を立てていました

 

大失敗を経験し精神を病み体調を崩す

 

満を持して送り出した自作の交響曲のコンサートが大失敗に終わり

強烈なショックを受けたラフマニノフは体調を崩してしまいます

 

自信を喪失し作曲も上手くいかずスランプの時代が続きますが

その後周りの人たちの助けもあり徐々に体調も回復。

 

時間をかけて本来の調子を取り戻すことが出来ました

 

変動する評判

 

存命中は複雑なロシアの時代背景もあってか

批評家からの評判は良くなく批判の的でした

しかし没後再評価された現在では楽曲が演奏される機会も増えてきています

 

ロシア革命に巻き込まれてアメリカに亡命する

 

アメリカにてラフマニノフ新たなピアノ人生が始まりました

どちらかといえば生きるため、生活していくためにピアノを弾くようになっていました

 

まとめ

 

セルゲイ・ラフマニノフ
Sergei  Rachmaninov

・2メートル近くある巨人で手も大きく片手で楽々13度押さえられるほどだった

・体の大きさを生かした演奏をし観客を魅了する

・演奏会が大失敗し長いスランプに陥る

・アメリカに亡命後は作曲の機会が減り、

生きる為にピアノを弾くことが多くなった

 

いかがだったでしょうか

時代もあってか国同士のいざこざに振り回されたピアニストの一人です

この記事がきっかけにラフマニノフに興味をもって頂けたら幸いです

 

楽しいピアノライフを!

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