ビル・エヴァンス 初心者でも分かる評価とおすすめYouTube動画の紹介

      2017/03/05


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みなさんピアノの練習はされていますか!

 

私が独学で勉強するに当たり

参考にしているピアニストを紹介しています

 

今回は

ビル・エヴァンス~Bill Evans~

 

ジャズといえばこういうイメージの音!

と連想される曲を弾いている人です

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美しい和音構成

 

ビル・エヴァンスの曲はコードを丁寧に繋いでいき

滑らかに進行していくので

音としてはぶつ切りではなく繋がって聞こえます

水の流れのように途切れることなく流れているのです

 

 

ピアノトリオを進化させた

 

以前紹介した「バド・パウエル」が

ピアノトリオの基礎作りをしたのならば

 

ビルエヴァンスはそれを発展させました

今までは極端なことを言えば

「リズムを刻むだけの道具」だった人たちを自由にしたのです

 

具体的には

「最低限リズムとってくれたらあとは自由に弾いていいよ」

と自由を与えたのです

ソロ回しもここからここまでではなく突如として始まるような

そのような雰囲気をもったものになりました

なのでジャズ聞き始めではごちゃごちゃして

聞きづらいかもしれません

 

この問題点は

奏者のノリ(感性)が合わないとどれだけうまくても

雑音になるということです

時には同じタイミングで音がぶつかってしまったりだとか

ごっちゃっとなったりだとか

 

例えるなら、

気の合う人同士で喋っている時って会話も自然と弾むし

同時に喋ってぶつかることも少ないと思います

 

逆に気の合わない人と喋ると

変な間が開いたり

同時に喋ってしまったりとぎこちなくなった経験はないでしょうか

 

それが演奏中の「音」にも起こるのです

 

Waltz for Debby(ワルツ・フォー・デビイ)

 

ビル・エヴァンスといえばこの曲ではないでしょうか

 

このトリオは三人の感性と息がぴったりと合っているので

聞いている人達から感嘆の声が漏れるほどです

 

特にこの曲は日本人が大好きなようで

冒頭でも書きましたが

ジャズといえば

このようなノリやコード進行を想像する人達が

多いのではないでしょうか

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晩年

 

人生の後半は長年のドラッグとお酒によっておこった

病気とのたたかいでした

 

肝障害の影響で体全体がむくみ

指も動かなくなるほどに膨れ上がりました

それでも頑なに病院には行こうとせず

死の瀬戸際までピアノを弾き続けました

ピアノと共に生き。ピアノと共に死んだともいえます

 

後年の変化

 

ビルエヴァンスといえば黒縁眼鏡でお堅い写真が印象的ですが

後年は薬物の副作用を隠すためにひげを蓄えサングラスを掛けたりと

イメチェンを行いました

 

曲風もエレピ(エレクトリック・ピアノ)にも挑戦しましたが

 

賛否が分かれています

基本のエヴァンスを知った上でもっと深く知りたい方は

そちらにも手を伸ばしてみてはいかがでしょうか

 

 

まとめ

 

ビルエヴァンス

・流れるように繋がる和音構成

・ピアノトリオを進化させた

・Waltz for Debbyは特に日本人が好むジャズナンバー

・晩年は身体の不調に苦しんだ

・後年は見た目が大きく変わった

 

いかがだったでしょうか

ジャズピアニストは楽曲だけでなく

人生そのものも面白い人が多い気がします

 

ジャズを食わず嫌いされている方は

まずは人から入ってみてもいいかもしれませんね

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